オーディオ用PC(ハード製作)その1

そもそも、なぜパソコンでオーディオをやるのか? 実はCDをプレーヤーで聞くよりも、一旦パソコンにリッピングして それをしかるべき装置で聞く方が音が良いのです。

そのしかるべき装置(DACなど)はそろっているので、今回はいよいよ オーディオ専用のパソコンを実現させたいという気持ちがムクムクと湧いてくる。いろんな理由で ノートパソコンは選択肢から排除。デスクトップだとしても 既製品だと思うような部品構成ではないのでここは一発、自作を考える。

まず大きさは出来るだけ小型が良い。オーディオラックの近くに置くことを考えているので 薄型かキューブタイプになりそうだ。 肝心のCPUはAtomD-510(1.6Gx2)の省電力タイプが第一候補。これだとマザーボード(以下MB)に 装着済みのものがあって値段も安い。ファンレスでも行けそうなので静音はもちろん、とうぜんMini-ITXのMB なので小型に出来る。

ところが、 いろいろと構想を練りすぎて何ヶ月も時間だけが過ぎる。するとこの世界は進歩が速いために 最初の構想はずいぶんと古くさいものになっているのを知る。 世間ではCorei3で2100Tなるプロセッサが出ていたようなのだ。 こいつは通常2Coreなのだが、いざとなると4スレッド(つまり頭脳が4つ)に変身する。 しかもTDP(熱設計)が35WしかないのでファンはCPUだけで済みそうだ。 つまりオーディオ用には適した静音タイプのPCになる。

インテルi3-2100Tと付属のCPUファン

次なるステップはMBの選定だが、Mini-ITXのMBでこの2100シリーズのi3が装着できるソケット(LGA1155)となると それほど数は無い。ASUStekのP8H67-I REV 3.0ならボードにグラフィック機能も搭載されているので、 余分な電力を食いつぶすビデオカードもいらないので好都合。
ASUStekのP8H67-I REV 3.0

最後の問題はケースだ。オーディオ用のPCとしてはCDのリッピングが不可欠だが、 Mini-ITXのケースとなると、どうしてもスリムタイプのドライブが普通となっている。 音質のことを考えるとスリムタイプでは無く、通常のドライブを考えたい。

なんとなく、行きつけのパソコンショップに行ってみると、考えていたパーツがすべて そろっていた。しかもケースが通常のドライブが装着出来る5インチベイがあり、 300wの電源まで付いて5980円というお得な値段。それを見て、その場で すべてのパーツを購入する。

上蓋を取り去った状態作業のためにアングルだけ残す

ほんとは超小型のケースにして、外付け(ノイズに有利)100wほどの電源で動作させようと もくろんでいたが、店員は200w以上は必要だと言う。まんまとその口車に乗って 上記のケースを購入することになった。
まずはMBにCPUを取り付ける

ケースを丸裸にした後、MBにCPUを取り付けることから始める。ここでプチ驚きが・・・。 最近のCPUにはピンが無いのだった。当然MBにはそれを受ける穴も無い。 写真のようにはめ込むべき所にはめて電極同士を合わせ、CPUを取り付け金具で 押さえつけて圧着させるのだ。
CPUファンを取り付け

次はそのCPUに付属のファンを取り付ける。これまた昔と違ってファンの底に あらかじめ熱伝導剤が付いているのでCPUに押しつけて四隅にあるピンをMBの 穴に押し込める。これもちょっとコツがあって、MBがたわむ?ぐらい強く押し込める必要がある。
メモリの取り付け

お次はメモリ。こいつも規格の変化(進化?)が速すぎてDDR3-1333 4GB*2枚なんて書いても 作っている本人しかわからないと思う。Win95の頃は128MBのメモリを増設用に大枚をはたいて 買ったものだが・・・・。今はギガですからねえ。
バックパネルを取り付けるケースにMBを取り付け

なんとMBに取り付ける部品はCPUとメモリの二つだけ!所要時間10分?? これで製作などと大きなことが言えるのだろうか?と言いつつ作業は進む。 骨組みだけのケースにMB付属のバックパネルを取り付ける。そしてケースにMBの 取り付け。ショップの店員から「初期不良は2週間以内でないと無効です」と言われた。 2週間以内に作らねばならないというプレッシャーがあったがこれなら今日中にでも出来そうな感じ。

おっと、食事の時間になった。 続きは明日の晩に作るとしよう。



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